ガイジ人気のコレクション
ガイジの夏、日本の夏。
職場にいる子持ちシンママ。その子供が発達障害っぽい。本人はグレーゾーンと言っているが、たぶんガチの発達障害だと思われる。
ガイジ ずっと使える、もっと役立つ。
我が家の上の方にある公園に
ベビびんを連れてお出かけしてみることにしました。
ベビーマッサ―ジ以外で二人で出かけるのは初めて
というわけで、車で5分ほどの距離ですが
ママはドキドキでした
公園に到着すると、誰も居ない・・・
しかも、入り口の門が閉まってる・・・
ダーリンに「イタリアの公園は午前中閉まってるの」と
思わずメッセージしました
結局、錠は外されており公園には入れる状態でした。
日本と違いますよね。
日本の公園はいつ何時でも入れるけど
こちらイタリア、この地元の公園は
9時~19時の間しか開放してないそうで
夜中に若者がたむろったりするのを
防ぐためなのかなぁ・・・
とは言いつつ、錠を管理している人が本当に居るのかは
夜中に来たことがないので分かりませんが
さて、誰も居ない公園
もちろん、ベビびんはまだ遊具で遊べませんので
ベビーカーでウロウロするのみの
何だか寂しい公園デビューとなりました
もうちょっとママさんのお友達ができるとか
他の子どもとお話しする、という公園デビューを想像してただけに
とっても寂しかったです
その後、思い切ってそのままお買い物に行くことにし
iperなcoopの駐車場に駐車し
ベビびんのベビーカーをセットしていると
妙にハイテンションなお兄さんが
「チャオ、マンマ」と近づいてきました。
おぬしに「マンマ」と呼ばれる筋合いはないと
既に警戒モードマックス、ですよね
「かわいい赤ちゃんお名前は?」と。
「ベビびんです」と答えると
「僕、孤児院のスタッフなんです」という訳です。
そもそも、ちゃんとした組織で寄付を募る場合
iperなcoopに届け出て
施設内で「認証済み」のカードを付けてできる訳ですが
なぜに駐車場でコソコソしておる
うわ~、めんどくさ~と思いつつも
ベラベラしゃべる兄さんに目もくれず
ベビーカーのセットをしていたんですが
なかなか離れてくれない
そうだ、ここは・・・
・・・とカタコトで言ってみた
けど「いや~、上手じゃない~」と兄さん
兄さん曰く、40人ほどの孤児が居て
経済危機の為、孤児が増える一方で
資金集めをしている、と。
彼らの中に絵の才能がある子がいるので
その子の絵を買ってあげてくれませんか
お代は気持ちで結構です、というじゃありませんか。
絵をパラパラ見せてきたけど
これ、子供じゃなくてアフリカ人とかが
路上で売ってる絵じゃないのと余計怪しい
けど、一向に離れてくれなさそうで
「あのさ、小銭これだけしかないけど」と
4ユーロをあげました。
すると、
「さっきのマンマは40ユーロくれたよ」
な~んてぬかしやがる
「お札でもらっても、お釣は出せるよ」と兄さん。
「いやいや、月末やし、うちもこれで食べなあかんのよ。」というと
「4ユーロだと、絵の用紙代にもならないんで
絵は渡せないけど・・・」だってさ
「絵なんていりませんから、はいどうぞ」
と4ユーロを渡して逃げてきました。
この話を、夕食時にダーリンにすると
4ユーロもそんな怪しい奴に渡すなんて
もったいないって。
確かにそう思ったし、無視しようかと思ったけど
ベビびんに危害与えられたりしたらたまらんもん
一瞬、コープのスタッフさんに
「外で募金活動してる怪しい奴いますよ」と
通報しようと思ったけど
タイミング的に私だってバレバレやし
それもやめたんですけど、ダーリンはすべきだった、と。
そうですか、赤ちゃん連れだと
こういう声かけの対象にもなっちゃうのね、と
思い知った瞬間でした。
で、私が買い物を終え駐車場に戻ってくると
違う赤ちゃん連れのママさんに
「チャオ、マンマ~」と手を振り近づく兄さんが居ました。
彼女、どういう対応したんだろう・・・
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